「イノベーション」とは何か、事例を紹介して解説します。

空井

こんにちは、空井ゆう(@energybuzz111)です。

皆さんイノベーションって言葉、1度は聞いたことありますよね。

では「イノベーションってなに?」と聞かれたら詳しく答えることが出来ますか?

何をしたらイノベーションで、どこからがイノベーションなのか…?

今回は自分が経営学部で受けた講義を参考にしてイノベーションについて解説していこうと思います。

イノベーションと呼べる3つの条件

イノベーションと呼べる3つの条件
  • 急速
  • 普及している
  • 「新しい何か」か既存の組み合わせ

先に結論から言うとこの3点が全てそろうとイノベーションと呼べます。

逆に1つだけ当てはまっても、それはイノベーションとは限りません

それでは条件3つについて詳しく解説していきましょう。

急速

イノベーションはゆっくり、じわじわと変化するものではありません。

イノベーションと呼ぶには必ず速さ、つまり急速である必要があります。

みなさん想像してみてください。

ある日突然、友達の身長が伸びていた。ある日突然、登校拒否の生徒が登校してきた。

今までの現状から突然、急激に変化したら驚くと思います。つまり「イノベーション」もこれと同じ。

ゆっくりやってたら意味がない、急速であることが大切なんです。

急速であるからインパクトさがあり「イノベーション」になるのです。

実際には、一瞬という訳にはいかず3年~5年をかけて急速に伸びている事業や企業をイノベーションと呼んだりします。

普及している

普及している、つまり認知されているとも言えます。

どんなにすごくて新しい技術や商品を開発しても普及していないとイノベーションとは呼べません。

現在は、一家に1台パソコンがあってもおかしくありません。

しかし1970年では一部のマニアックな人か、大企業の一部門でしか使われていませんでした。

このように、すごい技術でも一部のマニアックな人だけ使っていては意味がない

日常生活で使われていて普通、ここまでくると普及していると言えます。

ついでにどう普及させるかは「マーケティング」の領域になります。

このマーケティング領域で天才だった例がスティーブジョブズですね。

「新しい何か」か既存の組み合わせ

イノベーションは、新しいものやサービスを生み出す必要があります。

しかしこれは、「全て新しいもの」つまり0から生み出す必要はありません。

現代の社会では既にコトモノが溢れ返っている状態です。

本当に全て新しコトモノと限定してしまえば、イノベーションの事例は数少ないものになってしまいます。

なので既存のコトモノを組み合わせても、それはイノベーションと呼ぶことが出来ます

また既存の組み合わせの事を「ニューコンビネーション」とも言います。

4つの事例を使って解説

スマホ

先に結論から、スマホはイノベーションです

イノベーションの条件
  1. 急速 〇
  2. 普及している 〇
  3. 「新しい何か」か既存の組み合わせ 〇

スマホは2008年頃から発売されてましたが、当時はまだガラケー時代で

ここまでスマホを使ってる人は多くありませんでした

しかし2012年頃から急激に普及しだし、現在では「1人1台持っているのが普通」という価値観まで成長しました。

現在のスマホ普及率は、10代が89% 20代が91%と高い数値になっています。(データ参照ページ)

スマホと聞くと「新しい技術」とういイメージもありますが、実は「既存の技術の組み合わせ」で出来ています。

電話機能とタッチパネル、カメラにビデオ機能など、昔は個別だった物を組み合わせて現在のスマホが成り立っています。

以上の事からイノベーション呼べる3つの条件をクリアしているので

スマホはイノベーションと呼べます。

メルカリ

メルカリも結論から言うとイノベーションです。(国内)

イノベーションの条件
  1. 急速 〇
  2. 普及している 〇
  3. 「新しい何か」か既存の組み合わせ 〇

2013年にリリースしてから5年で国内外合わせて1億ダウンロードを達成しています。

国内で見ると7000万ダウンロードされているのでこれは、急速である事と普及している事をクリアしています。

そしてメルカリは「家にある中古の物を売る」という概念をアプリにしたものです

この「家にある中古の物を売る」という概念は元々、BOOKOFFやヤフーオークションなどのサービスがあり新しい概念ではありません。

これも「アプリ」と「中古の物を売る」という2つの既存の組み合わせです。

なのでメルカリもイノベーションと呼べます。

仮想通貨

仮想通貨は本当の意味でのイノベーションとは呼べません、以下で理由を説明します。

イノベーションの条件
  1. 急速 〇
  2. 普及している △
  3. 「新しい何か」か既存の組み合わせ 〇

仮想通貨自体は数年前には存在していましたが、2017年のビットコインブームの時に急速に名前が知れ渡る事になります。

このブームでニュースなり、ネット記事なりで仮想通貨という存在を知った人も多いのではないでしょうか?

しかし、名前は普及しても実際に「仮想通貨」というものが日常生活で使われるようにはなっていません。

イノベーションと呼ぶには普及は必須ですが「名前」だけだと意味が無いのです。

スマホもメルカリも名前だけは無く実際に使われています。

なのでもし仮想通貨が本当の意味でイノベーションと呼ぶには

「仮想通貨を持っていて当たり前、日常生活で普通に使える」このレベルまで普及する必要がります。

あと仮想通貨は新しい技術であり概念なので「新しい何か」に入ります。

よって仮想通貨は、急速に普及し「新しい何か」ですが

普及したのが「名前」だけで実際に使われていないので

本当のイノベーションとは呼べません。

Vtuber(バーチャルYouTuber)

最後に市場規模が拡大しつつあるVtuber。

先日、Youtubeのスパチャランキングで日本のVtuberがランキングを独占していると話題になりました。1位の桐生ココの累計金額は8819万6685円。

参考ページ:YouTubeの投げ銭機能「スーパーチャット」の累計金額ランキングが発表、上位7人を日本のVTuberが占める

これも悲しいですが本当のイノベーションとは呼べません…

イノベーションの条件
  1. 急速 〇
  2. 普及している △
  3. 「新しい何か」か既存の組み合わせ 〇

2018年はVtuberが急速に普及し、市場規模も拡大していきVtuber黎明期となりました。

キズナアイさんを筆頭に、企業Vtuber(企業に属しているVtuber)個人Vtuberが次々とデビューを果たしその数は1万を超えています。

しかし「普及している」とは言ってもやはり私たちの生活に変化を起こすまではなっていません。

最近になってメディアの露出やネット番組にも出演するようになりましたが

YouTubeを見ない層の人達つまり、普通のYouTuberもあまり知らないような人達からするとまだVtuberという存在を認知していない場合もあります。

なので急速に伸びていてもまだ普及率、認知率でいうとVtuberはイノベーションとは呼べません。

あとVtuberは新しい技術でもありますが、既存の技術の組み合わせで成り立っています。

一言にVtuberといってもLive2D(絵を動かす技術)や3Dモデルなど技術に種類があります。

しかしこれらは新しい技術でもありますが、既存の技術の組み合わせでもあります。

イノベーションで1番大事なこと

イノベーションと呼ぶために1番大事なことは、先ほどの条件3つに加えて

私たちの生活に変化が起きているかどうか?

言い方を変えると私たちの生活に影響を及ぼしているかどうか?

ここがすごく大事なポイントになります。

仮想通貨は「名前」は普及しているかもしれませんが日常生活に大きな変化をもたらしてはいません。

もちろん、人によっては仮想通貨で資産が増えたり減ったりした人

これも確実に影響は受けていますが、「実用性」という面では受けていません。

なのでもっと細かく言うと…

実用性という面で、私たちの生活に変化が起きているかどうか?になります。

スマートスピーカーはイノベーション?

ではスマートスピーカーはどうでしょうか?

スマートスピーカーとは

対話型の音声操作に対応したAIアシスタント機能を持つスピーカー。Amazon EchoやGoogle Homeなどを指します。

おそらくこれを見てる人のほとんどがスマートスピーカーを持っていないと思います。

日本のスマートスピーカーの普及率は6%に留まり94%は使っていません

しかし、アメリカになるとスマートスピーカーは成人男性の4人に1人が持っています。

アメリカから見ればスマートスピーカーは2018年に急速に普及し、新しい新しい技術なのでイノベーションと呼べるでしょう。

つまり、日本で普及してないといって、「イノベーションじゃない」とは言い切れないのです。

参照ページ:「アメリカでは成人の1/4以上がスマートスピーカーを所有、日本では?」

本当にイノベーションかどうか見極めるには

見極めるには、本当にこれはイノベーションと呼べるのか?

その理由は?根拠は?と自分の頭で考える必要があります。

そこで、本当にイノベーションかどうか見極めるポイントは3つです。

見極めるポイント
  • 視野を広くもつ
  • 先入観を捨てる
  • 自分の頭で考える

これはイノベーションだけに限らず、全てに共通することかもしれませんが

まず視野を広くもって先入観を捨てるのが大切です。

視野が狭くなると、世界の事を見渡せず本質が理解できない。

また固定概念、先入観これが強いと多様性が認められない人になってしまいます。

日本人は特にこれが強い傾向があるので、注意が必要ですね。

まとめ

最後になりましたが、もう1度イノベーションと呼べる3つの条件を出して終わりたいと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

イノベーションと呼べる3つの条件
  • 急速
  • 普及している
  • 「新しい何か」か既存の組み合わせ